添付チャートは、午前10時50分現在のドル円（USD/JPY）日足スーパーボリンジャーです。
日足スーパーボリンジャーは、ポジショントレードの際の売買ポイントの把握やスイングトレードを行う際の大局観の把握などに重宝です。
左円枠内が示す通り、遅行スパンは、ローソク足に絡む位置にあります。すなわち、ブル・ベアの分岐点にあり、今後、ローソク足を上方にブレイクしていく（陽転）か、それとも、ローソク足に沿う格好で軟化していくかどうかの瀬戸際に位置しています。
そして、右円枠内が示す通り、実勢レベルはプラス2シグマラインに到達しています。同ラインは、調整の戻り上昇局面のターゲットであり、重要な水準となります。
したがって、今後、遅行スパンがローソク足を上回って陽転していき、実勢レベル日足終値がプラス1シグマラインを上回って推移してくると、本格上昇トレンド入りの可能性が高まる一方で、今後、反落局面を迎えるシナリオも想定されます。つまりは、現在、ブル・ベアの分岐点に位置しているということを、大局観として、頭に入れておきたい場面です。
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