添付チャートは、午前8時10分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、引き続き、長期的に見て、引き続き、ドル下落トレンドの中にあって、短期的には、ドル堅調な展開となっています。そして、今後、ドル上昇トレンド入りするかどうかの瀬戸際(ブル・ベアの分岐点)に直面していると読めます。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンの向きは依然として下落傾向となっており、長期的に見て、引き続き、ドル下落トレンドと判断します。(長期トレンド方向)もっとも、上昇トレンドに転換するかどうかの瀬戸際に位置しています。
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンの上方にて推移しており、中期基調として、ドル買い優勢を示しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、ドル買いシグナルが点灯継続しています。もっとも、依然として、買いシグナル点灯時に高値圏となる「逆行パターン」となっています。117.75円を60分足終値ベースでブレイクしていくと、ドル続伸の可能性が高まる点、要注意です。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンの上方を推移しており、ドル堅調な展開を示しています。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーは、60分足終値が、プラス1シグマライン(上の緑色ライン)やセンターライン(真ん中の薄青色ライン)の上方を推移しており、ドル上昇トレンドに乗っていることを示しています。(短期の判断)
<<今後の注目ポイント>>
■今後については、短期的には、60分足終値がプラス1シグマラインや青色スパンに支えられ続けるかどうかです。尚、現時点では、スパンモデルシグナルの逆行を利用した戻り売りがかろうじてワークする場面ですが、終値ベースで117.80円近辺をブレイクして、ドル続伸していくと、トレンド転換になる可能性が高まる点、要注意です。
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