本日も、ポンドドル相場を具体例として取り上げましょう。
添付のチャートは、4日午前10時05分現在のポンドドル相場の60分足スパンモデルです。
右円枠内で示した箇所は、直近の実勢レベルの動きです。
ご覧の通り、青色ゾーン、すなわち、サポートゾーンが出現しており、ポンド買いシグナルが点灯中であることが分ります。
続いて、右円枠内で示された、遅行スパン(紫色ライン)をご覧ください。
遅行スパンが実態ローソク足(遅行スパンと同日時間に位置しているローソク足のこと)の上方にて推移しており、陽転継続しています。すなわち、依然として、ポンド買い優勢を示していることが分ります。
尚、矢印Aは、ポンド買いシグナルが点灯した箇所であり、矢印Bは、遅行スパンが陽転したタイミングを示しています。
この点、お分かりの通り、遅行スパンの陽転がスパンモデルの買いシグナル点灯より時間が早く発生しています。遅行スパンの陽転の威力をご理解頂けると思います。
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