添付のチャートは、12日午前9時40分現在のユーロ円相場の60分足スパンモデルです。
現在、ユーロ買いシグナルが点灯中です。
右円枠内で示される実勢ローソク足はサポートゾーン（青色ゾーン）の上方にて推移していますが、今朝のシドニー市場でギリシャ支援の為の緊急融資の報道があって、急伸しており、実勢ローソク足とサポートゾーン上限との乖離幅が広がっています。
相場力学上は、この乖離幅を埋めようとする力が働きやすくなっています。
そして、左円枠内で示される遅行スパン（紫色ライン）は、実態ローソク足（遅行スパンと同一時間に位置しているローソク足）を上回って推移しており、ユーロ買い優勢を示唆しています。
尚、青色矢印は買いシグナルを、赤色矢印は売りシグナルを示しています。先週末以降、ユーロ円相場は買いシグナルが点灯し続けている中で、今朝の報道があったわけで、上昇基調の中での買い材料に市場が敏感に反応した格好です。
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