20100719AUDJPY H Super Bollinger.GIF
添付のチャートは、19日午前9時40分現在の豪ドル円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
現在の実勢レベルは、下落傾向にあるセンターライン(青色ライン)を下回り、さらには、マイナス1シグマライン(緑色ライン)に抑えられて推移しており、豪ドル下落相場の展開を示唆しています。
また、遅行スパン(紫色ライン)は陰転(実態ローソク足を下回って推移)しており、豪ドル売り優勢であることを示しています。
ここで、円枠内の遅行スパンの動きに注目して下さい。
左端の円枠内が示すのは、遅行スパンが陰転した場面です。つまり、豪ドル売りのサインとなったタイミングです。以降、遅行スパンは、実態ローソク足を下回るか、もしくは絡む動きとなっていることが分かります。つまり、陽転(実態ローソク足を上回る)することなく、基本的には、陰転継続していることが見てとれます。
それ以降の円枠内が示すのは、遅行スパンが実態ローソク足に絡みつつ、その後に下放れる様子です。このように、陰転していた遅行スパンが、一旦、実態ローソク足に絡む動きとなった後に、再度下放れる場合、売り圧力が高まります。
要するに、遅行スパンを見ているだけで、相場の基調が把握出来るということです。
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