添付のチャートは、2日午前9時30分現在のドル円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、実勢レベルは、緩やかな上昇傾向にあるセンターライン(青色ライン)を上回り、さらには、プラス1シグマライン(緑色ライン)も上回って推移しており、現時点で、ドル円相場は、上昇相場に入る兆候が見られます。
今後、実勢レベル終値がプラス1シグマラインを上回って推移していけば、巡航速度の上昇に入っていく可能性が高まります。
続いて、左円枠内が示すとおり、遅行スパンは、実態ローソク足(遅行スパンと同一時間のローソク足)を上回って推移してきており、ドル買い優勢であることを示しています。
今後の注目点ですが、上記の通り、実勢レベル終値とプラス1シグマライン(緑色ライン)との位置関係です。プラス1シグマラインと終値(60分足終値)がどのように推移していくかで、相場のトレンド性、トレンドの強弱等が分かります。加えて、遅行スパンの位置です。遅行スパンが実態ローソク足を上回って推移する限り、基調としてのドル上昇トレンド継続の可能性が高まります。
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