添付のチャートは、17日午前9時50分現在のドル円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、現在、実勢レベルは、下落傾向にあるセンターライン（青色ライン）の下方に位置し、さらにマイナス1シグマライン（緑色ライン）に絡む格好で推移しており、ドル軟調相場となっています。
今後の展開ですが、60分足終値が、このマイナス1シグマラインを下回って推移すれば、ドル軟調地合いを継続する一方で、同ラインを上回って引ければ、ドル反転、上昇する可能性が高いと判断されます。
赤色矢印で示した箇所は、ドル売りのサインが発生したタイミングです。左矢印は、プラス1シグマラインを下回って引けたことで、それまでの巡航速度の上昇相場が一旦終了したことを示しました。
そして、左矢印は、マイナス1シグマラインを下回って引け、さらに、左円枠内が示すとおり、遅行スパンが陰転してきたこと、さらに、バンド幅が拡大に向っており、ドル下落トレンド入りの兆候を示したことが分かります。
このように、スーパーボリンジャーでは、プラス・マイナス1シグマライン、遅行スパン、そして、実勢レベルローソク足について、それぞれ互いとの位置関係をチェックするだけで、相場の方向性が見えてきます。
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