今朝もシドニー市場から激しく動いているユーロドル相場を取り上げます。
添付のチャートは、11日午前9時15分現在のユーロドル相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内が示すとおり、現在、実勢レベルは、プラス1シグマライン(緑色ライン)を上回って推移しており、ユーロ堅調相場の展開を示唆しています。
続いて、左円枠内が示すとおり、遅行スパンは実態ローソク足を上回って推移(陽転)してきており、やはり、ユーロ買い優勢であることを示唆しています。
先週末NY終値時点では、遅行スパンは実態ローソク足に絡む位置にあったことから、目先、レンジ相場の様相が強かったのですが、今朝の時点で、遅行スパンが上放れしており、ユーロ買い優勢局面を迎えています。
今後のポイントは、実勢レベル終値がプラス1シグマライン(緑色ライン)を上回り続けるかどうか、そして、遅行スパンが陽転し続けるかどうかです。その場合は、ユーロロングポジション優位の展開が続くからです。
逆に、実勢レベルがプラス1シグマラインを下回って引ける場合や、遅行スパンが実態ローソク足の位置に絡み始める場合は、ユーロ軟調地合いに転じる可能性が高まる点、注意が必要です。
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