添付のチャートは、16日午前9時50分現在のドル円相場の60分足スパンモデルです。
現在、スパンモデルにて、ドル買いシグナルが点灯しており、また、遅行スパンも陽転しており、ドル買い優勢であることが確認出来ます。
ところで、チャート内、円枠で示した箇所は、昨日早朝時間にドル買いのサインが発生した時点です。
円枠Ａは、昨日の早朝時間のドル円相場の推移を示しています。レジスタンスゾーン下限ラインを上回って推移しており、ドル底固く堅調な展開を示していました。いかしながら、戻り売りをして良いのかどうか迷う場面でもありました。そんな時、遅行スパンに変化が見られました。
つまり、円枠Ｂが示す通り、遅行スパンが実態ローソク足を上回ってきた（陽転）わけです。従って、ドル買い優位の局面に変化したことを示したわけです。実際、それ以降は、実勢レベルはじりじりと上昇し、サポートゾーン上限に支えられる格好で現在に至っていることが見てとれます。
このように、実勢レベルとゾーンの各ラインとの位置関係、そして、遅行スパンを総合的に判断することで、相場の方向性、トレンドの変化を把握するわけです。
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