添付のチャートは、3日午前9時00分現在のドル円相場の60分足スパンモデルです。
チャートをご覧の通り、ドル円相場はじりじりと値を下げているのが分かります。
しかも、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が継続して出現していること、実勢レベルがレジスタンスゾーンに抑えられながら下落継続していることが見てとれます。
ここで注目して頂きたいのは、やはり、遅行スパンです。
遅行スパンは、実態ローソク足にぶつかって反落するというパターンを続けています。絡む場面も見られ、相場が反転、上昇をトライする局面もあったものの、その後、下方向に放れることで、下落トレンドが継続していることが読みとれます。
今後の注目点ですが、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ライン(青色ライン)に抑えられ続けるかどうか、そして、遅行スパンが陰転継続し続けるかどうかです。年初の相場だけに、変動率が高まる傾向にあり、突発的な動きには特に注意しておきたい場面です。
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