今日も、引き続き、具体例として、豪ドル円相場を取り上げます。
添付のチャートは、本日1日午前10時5分現在の豪ドル円相場の60分足スパンモデルです。
現在、円枠内が示す通り、サポートゾーン（青色ゾーン）が出現してきており、豪ドル買い優勢であることが分かります。また、遅行スパンが陽転してきている点も注目です。
尚、青色矢印は、昨日、実勢レベル終値がレジスタンスゾーン下限ラインを上回って引けたタイミングを示しています。下落優勢であった相場が、終値がレジスタンスゾーン下限ラインを上回って引けた時点で、下落圧力の減退、上昇圧力の増大を示したわけです。
下落相場の場合、終値が、レジスタンスゾーン下限ラインを上回って引ける時点で、下落相場の勢いが減退し、上昇に転じる可能性が高まったことを教えてくれる点、覚えておいて下さい。
このように、スパンモデルは、ゾーンの色の変化、実勢レベル終値と、ゾーンの上限、下限ラインとの位置関係、そして、遅行スパンの位置関係を見るだけで、トレンドの有無と方向性、さらにトレンドの勢い（モメンタム）を瞬時にチェックすることが出来ます。
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