今週は、具体例としてユーロ円相場を取り上げて、ご説明しています。
添付のチャートは、本日8日午前9時50分現在のユーロ円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
スーパーボリンジャーは、相場のトレンド性の有無、また、トレンドの強弱（モメンタム）を判断する上で重宝な道具です。
右円枠内が示す通り、直近の動きをは、実勢レベルローソク足がセンターライン（青色ライン）に絡む位置で推移しています。センターラインの方向がフラット傾向にあること、そして、バンド幅が収束していることで、概して、レンジ相場にあることが確認出来ます。
また、左円枠内が示す通り、遅行スパン（紫色ライン）は、実態ローソク足に絡む動きをしており、やはり、レンジ相場であることを確認することが出来ます。
今後、相場がどちら方向に放れていくかを見極めてからのエントリーが望ましいと言えます。相場が放れるタイミングについての判断基準は、（１）実勢レベルと各バンドラインとの位置関係、（２）バンド幅の拡大、収束傾向の度合い、（３）遅行スパンの位置関係等々があります。
相場とは、四六時中、エントリーすることはお勧めしません。つまり、相場はタイミングが全てと言っても過言ではありません。スーパーボリンジャーを見ながら、相場の放れについていく感覚が大事じです。まさに、ここぞというタイミングを待つのが肝要です。
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