今週は、具体例としてユーロ円相場を取り上げて、ご説明しています。
添付のチャートは、本日11日午前9時20分現在のユーロ円相場の60分足スパンモデルです。
直近の動きをは、実勢レベルローソク足が、依然として、サポートゾーン(青色ゾーン)上限ラインを上回って推移しており、引き続き、ユーロ買いシグナル点灯中です。
ところで、昨日の下げ(押し)の場面ですが、チャート内の2つの円枠をご覧ください。
まず、右円枠内は、実勢レベルローソク足がサポートゾーン上限ラインを下回って引け、調整局面入りした辺りの動きを示しています。
続いて、左円枠内は、先ほどの下げ(押し)の時点での遅行スパンの推移を示しています。お分かりの通り、遅行スパンは実態ローソク足を下回っていないことが見てとれます。
このように、実勢レベルローソク足とゾーン上限ラインとの位置関係を見ながらも、遅行スパンをチェックすることで、総合的な判断を行うことが出来るわけです。
遅行スパンを見ていれば相場の基調の流れを外すことがない点、重々ご理解下さい。
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