本日は、具体例として、60分足スーパーボリンジャーを用いたユーロ円相場の分析をご紹介します。
添付のチャートは、本日28日午前9時15分現在のユーロ円相場の60分足スーパーボリンジャーです。
右円枠内をご覧下さい。現在、実勢レベルローソク足がマイナス1シグマライン（緑色ライン）に抑えられながら下落し続けており、巡航速度の下落相場であることが分かります。
続いて、左円枠内が示す通り、現在、遅行スパン（紫色ライン）が実態ローソク足を下回って推移しています。つまり、基調トレンドとして、ユーロ売り優勢であることを示しています。
このように、遅行スパンは基調トレンドを示すものであり、その基調トレンドの中でも、巡航速度のトレンドと言うのは、トレードするには理想的な速度のトレンド相場です。
今後の注目ですが、実勢レベルローソク足終値がマイナス1シグマラインを下回り続けるか、それとも上回って引けるかどうかです。下回り続ける限りは、巡航速度の下落トレンド継続であり、上回って引けると、巡航速度の下落トレンドが一旦終了して、調整局面に入る可能性が高まります。
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