添付のチャートは、23日午前10時10分現時点でのユーロドル相場の60分足スパンモデルです。
右円枠内が示す通り、現在、ユーロ売りシグナルに変化しています。つまり、それまで、サポートゾーン(青色ゾーン)であったのが、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)に変化したわけです。
そして、重要なポイントは、左円枠内が示す遅行スパン(紫色ライン)です。遅行スパンはローソク足を下回ってきており、陰転していることが確認されます。つまり、基調として、ユーロ売り優勢に変化しているということです。
今後の展開ですが、レジスタンスゾーンの下限ラインに抑えられて下落していくかどうか、そして、遅行スパンが陰転し続けるかどうかがチェックポイントです。
レジスタンスゾーン出現と同時に下落する相場もあれば、レジスタンスゾーン出現時には、一旦、小動きとなり、戻す展開が見られる相場もあります。
いずれにしても、レジスタンスゾーン下限ラインに抑えられて下落すれば、巡航速度の下落相場となります。そして、基調トレンドを確認するのは、やはり遅行スパンです。遅行スパンがローソク足を下回って推移する限りは、相場下落基調となるからです。
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