20110325EURUSD H Span Model.GIF
昨日に続いて、ユーロドルを見てみましょう。
添付のチャートは、25日午前10時40分現時点でのユーロドル相場の60分足スパンモデルです。
現在、右円枠内が示す通り、サポートゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、ユーロ買いシグナルが点灯しています。
そして、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)はローソク足を上回って推移(陽転)しており、基調として、ユーロ買い優勢を示しています。
ここで考えられることは、ユーロドル相場が、日足ベースで見て、昨日来、往来相場となっていることです。往来相場、つまりは、レンジ相場と判断出来ることから、スパンモデルの買いシグナル点灯時に高値圏が出現するという「逆指標」の可能性があるということです。
「逆指標」は、スパンモデルの特性であり、レンジ相場にて発生する確率の高いものです。買いと売りのサインが逆相関となるという意味で「逆指標」と呼んでいます。従って、シグナルが間違っているという意味ではないです。
今後の展開ですが、実勢ローソク足終値が、ほぼ買いシグナル点灯時に付けた昨夜の高値1.4221をブレイクしていくのか、それとも、レンジ、往来相場として、反落に向かうのか、60分足スーパーボリンジャーを併せてチェックしながら見極めていくことが推奨されます。
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