添付のチャートは、6日午前10時10分現時点でのユーロドル相場の60足スーパーボリンジャーです。
直近の動きは、典型的な上昇相場となっています。円枠Ｂ内が示す通り、60分足終値がプラス1シグマライン（緑色ライン）を上回って引け続けていること、バンド幅が拡大していることに加え、円枠Ｙ内が示す通り、遅行スパンが陽転継続しているからです。
つまり、60分足終値がプラス1シグマラインを上回り続ける限りは、ユーロ堅調相場であり、ロングポジションが有効ですが、プラス1シグマラインを下回ってくると、調整局面入り、つまり、ユーロ反落の可能性が高まる点、要注意です。
もっとも、遅行スパンが陽転している限りは、基調としてのユーロ上昇トレンドに変化はありません。
尚、先週末の動きですが、米雇用統計発表直後の動きが円枠Ａ内で示されています。それまで小動き、レンジ相場であっただけに、トレンドが生まれやすい状況にあったことが見てとれます。
そして、その時点での遅行スパンの推移は、円枠Ｘ内が示しています。ローソク足に絡んでいましたが、陰転することなく、上方向に放れたことが見てとれます。つまり陽転継続となったわけです。
このように、大きく動く相場でも、終値で判断する習慣を付けておけば慌てることはありません。もちろん、その分、リスク許容度を上げておく必要があるのは言うまでもありません。
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